PLDE_LiveBuildは,Debian Live Buildを利用している.
PLDE独自のファイルは全てresources
ディレクトリで管理しており,make buildconfig
時にlb config
で作成されるconfig
ディレクトリに必要なファイルをコピーしている.
resources ディレクトリの構造は以下のようになっている.
resources
├── package-lists
├── rootfs
│ ├── etc
│ │ └── skel
│ ├── lib
│ │ └── live
│ │ ├── config
│ │ └── plasma
│ └── usr
│ ├── bin
│ └── share
│ ├── calamares
│ │ ├── branding
│ │ │ └── plasma
│ │ └── modules
│ └── plasmalinux
├── themes
└── user_config
├── autostart
├── plank
│ └── dock1
│ └── launchers
└── xfce4
└── xfconf
└── xfce-perchannel-xml
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package-lists
ディレクトリ- Liveイメージにインストールするパッケージのリストが配置されている.
live.list.chroot
は編集禁止.何か追加したいパッケージがある場合は,desktop.list.chroot
に追記する.
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rootfs
ディレクトリ- Liveイメージのsquashfsに組み込みたいファイルが配置されている.
rootfs
ディレクトリ内は,squashfsの配置するディレクトリ構造に基づいてファイルを配置することが,ビルド時にビルド用chrootにコピーされる. rootfs/lib/live/config
はLiveイメージ特有のディレクトリで,Liveイメージ起動時に実行するシェルスクリプトが配置されている.PLDEでは,Liveユーザのデスクトップ上に,calamaresインストーラのランチャーを配置するスクリプトを追加している.
- Liveイメージのsquashfsに組み込みたいファイルが配置されている.
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themes
ディレクトリ- PlasmaLinux/PlasmaLinux_Themes をsubmoduleとして取りこんでいる.
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user_config
ディレクトリ/etc/skel/.config
の雛方となるファイルを配置- PLDE では,xfce4のテーマ壁紙の設定ファイルがあらかじめ作成している.
基本的に上記のresouces
ディレクトリに必要なファイルを追加・編集することでカスタマイズできる.
PLDE固有の設定などを追加する場合は,rootfs/usr/share/plasmalinux
以下に配置し,/etc/profile.d
以下のスクリプトから実行するなどの工夫が必要.